分断による紛争解決がもたらすアイデンティティ対立

いまある雑誌を読んでいたら、喫煙に関する紛争解決の方法論として、分断による処理が示されていました。要は分煙のことで、喫煙者と非喫煙者を完全に分離してしまえば、経済学でいう外部不経済がなくなるので、紛争が解決されるということです。

これは現実社会の諸相に見られる解決策で、たとえば、都市のコミュニティが多様な特徴を持つこと、いわば「棲み分け」もその一例でしょう。そうか、棲み分けは人間だけじゃなくていろんな生物が体得している生存戦略ですので、紛争の当事者がお互い顔を合わせなくするというのは、とてもrobustな戦略なのでしょう。

しかしこれにも限度があることは言うまでもありません。気の合う人だけでコミュニティをつくろうとしたら、極小規模のコミュニティをとんでもない数、独立して存在させなければなりません。しかしそれぞれのコミュニティの生存のために必要最低限の規模があるでしょうから、極小規模のコミュニティは自滅してしまいます(新興宗教集団が尖鋭化するとともに構成員が減ってなって自滅するようなもの)。

さて、日本の現状を省みるに、極小規模のコミュニティが急増しているのかもしれません。ツイッターもそうですが、ネット社会というやつでは、気の合わない連中を容易に「ブロック」できます。ブロックされた人も、(中学校のいじめ問題とは違って)、ネットでは自分を受け入れてくれるコミュニティを容易に見つけられます。

こうしてコミュニティはどんどん、小さくなってきているのでしょう。

もちろん、それは紛争解決のために、とてもrobustな手段を用いていると評価できます。

しかし、現実社会では、大半の人が、日本政府の統治下で生活しています。地域のなかでも、いろいろな人たちが、いろいろな仕事を通じて、互恵関係に基づく経済生産に関与しています。家族の中だって、ネットで分断されていても、同じ屋根の下で生活しているわけです。

ここでどうしても歪みが生じてしまうのでしょう。つまり、ネットは分断による紛争解決を可能としたわけですが、実際の現実社会では隣人が物理的に存在するわけで、外部不経済をどうしてもお互いにもたらしてしまうのです。

いわゆるネトウヨ問題、現代的な相隣紛争(保育所のNIMBY化など)、青年による親の殺害事件などの多くが、この「ズレ」に起因しているようにも思えてきます。

ネットは、心の同志による「ユートピア」の可能性を切り拓いてくれはしましたが、現実社会に「ユートピア」をもたらしてくれるわけでは、まだまだなさそうです。

2014/10/10 9:42 AM -

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アカムシの管理

川釣りが上手な人は練り餌を使うのでしょうが、いかんせん、針につけるのが面倒で、餌を自分でつけられない子供連れで釣りをする場合には特に不向きです。ということで、アカムシが重宝します。

アカムシはユスリカの幼虫で、真っ赤な色をした体調1cm弱のミミズみたいな奴です。川釣りができるエリアの釣具屋ならどこでも売ってるんじゃないかと思います。1パック200円くらいです。

これでクチボソやタナゴや小エビが釣れます。ハヤも釣れるんじゃないかと思いますが、まだ実績ゼロです。

で、釣具屋で売ってる1パックには、なんと200匹くらいはいっています(数えたことないけど)。アカムシは一度針につけるとしばらくの間はつけかえなくてもよいので、1回の釣りで消費するのは多くても30匹くらいじゃないかと。ということで大量に余ります。

さて、この余ったアカムシをどうするか?現地に放流しちゃうのは、後の釣り人への配慮という意味でも、環境保全という意味でも、よろしくないですわな。ということで、次の機会のために生かしておかねばなりませぬ(ちなみに死んだアカムシはブヨブヨになって使い物になりません)。

買った時のまま、新聞紙に包まれた状態で保管しておくと、特に夏季では、たぶん2日も経てば全滅してしまうでしょう(自分もいちど、やっちまいました)。ちなみにアカムシはかなりキツめの「ドブの臭い」を発します。アカムシ200匹の死臭・・・想像しただけでホラーです。

で、うちでいつもやっていて、1ヶ月くらいは確実にもつ方法をご紹介します。

1)虫かごで洗う
まずは虫かごにアカムシをぶちまけて、水で数回、やさしくすすぎます。そのとき、死んだアカムシやゴミを除去しましょう。死んだアカムシが1匹いるだけで、周囲のアカムシもどんどん死んでいくという情報を見たことがあります。悪臭の原因にもなりますので、ここは面倒でも、丁寧に。

(↓↓↓人によってはグロ画像かもしれません。マウスオーバーで画像表示。↓↓↓)

2)入れ物を見つける
うちでは、ホームセンターでネジを買ってきたときのいれ物を使ってます。これがいちばん便利かと思います。

3)入れ物のサイズに切ったコピー用紙を5枚くらい用意する
アカムシの保存には新聞紙がいい、というネット情報が多いのですが、個人的にはあまり漂白してないコピー用紙がいちばんいいんじゃないかと思っています。

4)「ミルフィーユ」をつくる
入れ物の底に紙をひき、そして指でひとつまみ程度のアカムシ(40匹くらいかな)を乗せます。そして少量の水を掛けて、容器を振って、均等にならします。その上にもう紙を載せ、水を掛け、アカムシを載せ、再度水を掛けて均等にならして、紙を載せ・・・といった具合で重ねていきます。まさに「アカムシのミルフィーユ」です。

(↓↓↓人によってはグロ画像かもしれません。マウスオーバーで画像表示。↓↓↓)

5)水を捨てる
最後に、容器の中に水がけっこう、たまっちゃっていると思うので、容器の蓋を閉めて、わずかな隙間から水をできるだけ捨てます(隙間が大きいとアカムシが流出します)。水がたっぷんたっぷんのままだと、釣りに行く際、餌の容器がカバンの中でひっくりかえったりしたときに、アカムシの悪臭に浸された液がカバンに染みだすことになりますよ・・・。

この作業を2週間に1回くらいすれば、確実に長持ちします。もちろん途中で死滅する個体もけっこういますけど、全体としては、1回の購入で4~5回は釣りに行けるような印象があります。

アカムシなんて絶対キモすぎる・・・と以前は思ってましたが、川釣りをするようにったら、まぁ、可愛くなってくるものです。不思議なものですね。

2014/09/07 12:00 PM -

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