補助金による実証事業のスケールアップの難しさ

1)現場レベルでなにか先進的な取り組みが行われる
2)学者や著名人が講演などで先進事例だと持ち上げる
3)政治家やコンサルが寄ってたかって視察に来ては是非真似しましょうと騒ぎ立てる
というのが日本のムラのボトムアップなイノベーションの成長(膨張)過程の典型パターンじゃないでしょうか。

そして、
4)別のムラで真似しようしても、事業がうまくいかず破綻して、補助金で買った機械だけが残る
というのが典型的なオチでしょう。

なんでこういうふうになるのでしょう。最初の「成功事例」は、そのムラの文脈に適した形で事業が設計されたから成功したのであって、他のムラに技術や制度を表面的に移転しても、他のムラの文脈と適合しないから、当初のムラのように機能しない、というのが一般的な解釈かと思います。これは政策移転論で説明がつきます。

とはいえ、イノベーティブな取り組みをいかに拡大横展開できるのか、は環境政策の文脈ではいま、いちばん難しい課題となってきているように思えます。特に、欧州でそのような議論が盛んになってきているようで、身の回りでもそういう議論が欧州からよく聞こえるようになってきました。

日本のこれまでの補助金政策を見ているとシニカルにとらえざるを得ない感じもしますが、シニカルなスタンスで否定しつづけていても前に進まないでしょう。

自分自身は最近、交渉による合意のオルタナティブとして、トランジション・マネジメントに関心を持っていますが、その議論なかでも、トランジションに向けたニッチ技術の小規模実証実験のあとで、その結果を使っていかに制度化して横展開していくか、その部分が難しいポイントとして指摘されています。逆に小規模な実験を立ち上げるところまでは、意外と容易なようにも思えます。

日本の補助金事例も、失敗はいくらでもあるでしょうが、むしろ成功させるためのコツがどこにあるのか、精神論ではなくて制度的かつ実証研究として、解明していきたいところです。

2015/05/25 5:41 PM -

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ひさびさの池釣り

川魚は冬にほぼ冬眠みたいな状態で活動しなくなるので、釣るのがかなり難しくなるようです。自分も冬は釣り堀(管理釣り場)で気をまぎらわすのみ。

とはいえ空気は少し暖かくなってきたような気もしたので、小魚の仕掛けと赤虫を持って近所の公園へ出掛けてきました。

夏はクチボソ(モツゴ)を数釣りするのが楽しい池なのですが、やはり2月では早すぎたようです。浮きにまったくアタリが来ません。「こりゃだめだな、エビでも取るか」と浮きを外し、糸につけた目印を頼りに底に針を落としてみたら、目印が斜めに動き始めたではありませんか。「泥の寝床から目が覚めたエビもいるんだなぁ・・・春とおからじ・・・」と引き揚げてみたら、なんと体長7cmくらいのヨシノボリ。

水の中を覗いてみると確かにオタマジャクシみたいなのが泥の上をウロチョロしています。ということで針を垂らしてみたところ、なかなか掛からないものの、少し食わせればどうにか釣れることが判明。ということでヨシノボリの幼魚釣りという遊びに興じることに。

釣果はヨシノボリ7匹とエビ1匹。クチボソはまだ池に帰ってきてないようですが、冬の暇潰しにヨシノボリを狙うというのも、アリなのかもしれません。

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2015/02/22 1:21 PM -

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