熟議民主主義に係る研究と実践

1990年代に合意形成に関する勉強をマサチューセッツ工科大学で始めた頃は、ステークホルダー間の利害調整を前提とした合意形成や紛争解決の実践が大半を占めていたように思います。しかし、ちょうど小職がPh.D.の課程に在籍していた2000年代前半からでしょうか、deliberative turnといって、目先の利害調整ではなく、本質的な価値観・規範に関する対話や合意形成を重視する動きが熟議民主主義(deliberative democracy)の旗印の下で展開されました。小職も2010年代から、無作為抽出で参加者を集めるミニパブリックス方式について、実践的な研究に関わらせていただくようになりました。

もともと、ステークホルダーによる利害調整を念頭に合意形成を考えてきたので、「従来の利害調整では扱えない」問題の合意形成の方法論として、熟議民主主義のアクションリサーチに取り組んでいます。

関連プロジェクト

関連業績

TOP