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ペリゴール地方アキテーヌ地方
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Domaine de la Rhue2005年やはり5月ということであまり天気はよくなかった。ホテルのマダムも「北風が強くて暖炉焚けないの、ごめんね。」と言う状態で、『暖炉であたたまりながら読書計画』も失敗に終わった。と、まずはダメ出しをしたうえで言わせてもらえれば、やはりこのホテルは落ち着く。基本的に静かだし、とにかく時間が無為に過ぎていく。何よりも、そうして無為に時間が過ぎていくことに対してイライラせず、「あぁ、ノンビリしているなぁ」と何も考えずにボーっとできる、というのがこのホテルに逗留する幸せのような気がする。 夜には星がよく見えた。安ワインを飲み酔って火照った体には、フランスの田舎の澄んだ空気と、濃紺のベルベッドに白いダイアを散りばめたような星月夜は、酔い覚ましに格好のエンターテイメントとなる。 そういえば、最初はちょっと部屋が寒かったが、おじさんに「寒いんだけど・・・」、と言ったらすぐに暖房をつけてくれた。英語もパーフェクトに通じるし、本当に気楽に過ごせる。以前はひきこもりがちだったマダムも最近は英語ができるようになったのか、表に出てくるようになった。会計のときに「また何年か後に会いましょう」と言って別れてきたが、本当にまた会えるのかな。たぶんまた何年か経ったら、貧乏になってようが金持ちになってようが、体が勝手にここに向かってるんだろうな、と勝手に確信している。そしてその時の自分は本当にハッピーな人間だと思う。 2001年今回の旅のメイン・テーマは「リラックス」。何もしない休日を、何もない自然の中で満喫したかった。 そこで選んだ宿がこの"Domaine de la Rhue"である。19世紀の馬舎を改装し、1990年に14室の洒落たホテルとして開業している。そもそも、この宿のオーナーはこの地で農業を始めようとしたが、土が十分に肥えていないことから、ホテルを始めたということらしい。 今回泊った部屋は2階の一室で、スペースは十分以上に広く、インテリアも清楚でシンプルなもので、何も特徴はないが心を落ち着けるには最適のスペースであった。部屋からは延々と続く丘陵以外は何も見えはしない。時折、遠くから羊の鈴の音がカラン、カランと聞こえる以外、全く何の音も聞こえない。 宿は広大な農場に囲まれており、散策すると羊や豚と出遭うことになる。散歩道にはエスカルゴ(?)がのっそりと佇んでいてギョっとさせられることにもなるが・・・。 今回の旅では3泊の滞在であったが、1日だけ好天に恵まれた。プールサイドでのんびりとお茶を飲みながら読書、と何もしない休日を堪能することができた。なお、1Fのロビーには暖炉があり、雨天でもこの宿に寄せられた手紙や、改築の記録などをcozyな雰囲気の中で楽しむこともできる。 次はもうすこし天気のよい時期に来よう。 2005年の写真
2003年の写真
2001年の写真
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