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The City Life


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ボストン・ケンブリッジに関するコンテンツは2006年以降更新していません!
かなり古い情報となりますのでご注意ください。

Instant Noodles in Boston

ボストンまできて、なぜか生涯で一番清貧な学生生活を送っている私。やはりインスタントラーメンは食生活に欠かせません。ラーメンが食べたいなぁ、という時に敢えてPorter Squareや日本食レストランで10ドル近いラーメンを食べようなどとは思いません(試食できる余裕のある人がうらやましいけど)。やっぱし、50セント前後で売っているインスタントラーメンに頼ってしまいます。というか、インスタントのほうがウマイと思って食べてるんですけどね。

ボストンのアジア食品店(88や金門市場)にはアジア各国から輸入された不思議なインスタントラーメンが多数販売されています。カン・スジ目当てでアジアンビートを見てた私、大木凡人目当てでアジアバグースを見てた私としては、行ったことないアジア各国から届く不思議なインスタントラーメンへの興味は尽きることありません。特にベトナム、香港などから来たラーメンは日本では全く見かけないブランドが多くその怪しさに心を動かされます。ということで最近トライしたラーメンについて紹介します。

最近試したラーメン

日清食品:出前一丁 新シリーズ

最近、出前一丁に新たな味が加わりました。まずはこの「極辛」味。正直期待したほどウマくなかったです。とんこつラーメンに大量のトウガラシペーストを投入した、というような味でハーモニーがないっす。麺にトウガラシを練りこんだり、好みに応じてトウガラシペーストの量を調整できるなど努力の跡は見られるのですが・・・残念。

次に試したのが「神戸照焼牛肉湯麺」。神戸牛肉ラーメンとでも訳すべきか!?神戸ラーメンなど存在しないと思うけど、一体どんな味やら・・・もしかして神戸と言えば近くに徳島があるのでもしや・・・と期待したらビンゴ!かなり徳島ラーメン風の醤油コッテリスープに仕上がっています。個人的にはかなり美味。ばら肉を乗せ、隣に小ライスでも用意して是非いただきたい一品。

茶色のパッケージ。

写真の映りが悪いですが、スープはかなり濃い色をしてます

福字食品:日の福麺 麻油味

これって露骨に出前一丁のパクリですね。パッケージのデザインが何となく似ているだけでなく、左上のロゴがNISSINのロゴを思いっきりパクってます。ということでウケ狙いで購入してみたんですが、なんとこれ、かなりまいうーです。出前一丁に比べると、麺がさらにツルツル・シコシコで、かなりイケてます。

  

このロゴが強烈に胡散臭い

 

なぜか九州弁で「ラーメンたい」と書いてある

 

外見は至って普通、しかも麺はまいうー

 

パッケージは出前一丁に似ているようで微妙に違う。

康師傅(Mr. Kon) 香辣牛肉面

康師傅は結構有名なメーカーで、以前にも食べたことがあったんですが、ここにアップしていなかったのと、 久々に食べたらとても美味だったのでご紹介しておきます。で、これ、パッケージはかなり「辛さ」を押し出して いますが、実際食べると大したことなかったです。香港製だからかな?これが四川方面で生産されたものだと 外見なんてことないのに激辛スープにヒットすることが多いんですが。麺がシコシコでなかなかイケてます。お勧め。

  

お下品な「辣」のデザイン

 

外見によらず、スープの辛さは適度、麺も平打ち麺風で美味い。

 


**個人的に美味いと思う順番(=買う頻度の多い商品)に並べ替えました**

1位:日清食品:出前一丁 九州猪骨濃湯麺 - 正宗日厨湯麺シリーズ

香港製出前一丁。日本の味シリーズで、かなりいい味をしている。たった45セント(@88マーケット)で九州ラーメンをいただけるとはお買い得。北海道面鼓湯麺(味噌ラーメン)、東京紫葉醤油湯麺(醤油ラーメン)もある。いずれも美味。在ボストンの日本人であれば毎日のスタンダードとして「箱買い」してもいい食材といえよう。
Quincyの金門市場では「札幌香蒜照焼雛湯麺」という亜種も売っている。ニンニク好きならそこそこの味だが、これは他の味つけと比べて日本のラーメン感が薄い。

香港製は漢字(繁体)で書いてあるので味が読める

とんこつスープもリアルに再現(嬉)

これは北海道ラーメン風

東京紫葉(のり)醤油湯麺

 

2位:サッポロ一番:やきそば CHOW MEIN

これはイケます。米国のSapporo Ichibanブランドでは、塩ラーメンや味噌ラーメンのほうがメジャーなような気がしますが、日本人の私としてはこのChow Meinがベスト・ヒットです。アジア系でなくとも普通のスーパーマーケットでも売っているので、発見次第買うようにしています。味はさすがに生麺には勝てませんが、ペヤングやバゴーンと同じかそれ以上の味に達しています。なにより日本から輸入したインスタントやきそばに比べて値段が格安のがいい!アメリカに来て日本の味に飢えたら、まずはこれをオススメします。

微妙に英語が混じったパッケージ、しかし「やきそば」の4文字が光る

麺はフライパンで調理、少な目の水で全部麺に吸い取らせる

 

味はかなりいけている。

 

3位:ビビン麺(BI BIM MEN) 韓国ヤクルト (PALDO) & Samyang Foods

このところ88超級市場のインスタントラーメンコーナーが寂しいので落ち込んでいたのですが、リライアブルマーケット(サマヴィルの韓国食材店)で韓国系のインスタントラーメンを発見し、いくつか購入【夏になりでビビン麺が恋しい季節だというのに、リライアブルではこのところなぜかずっと売り切れ!ちょっとムカついている(2006年6月現在)。】。

このビビン麺、初めて見たときは冷麺かと浮き足立った。しかしかなりウマ~。きちんと水で冷せば麺もシコシコする。そして辛い!中華三昧の冷し中華のような高級感は全くないが、これから夏になるにつれ、爽やかな辛味が欲しくなったときには絶好の麺である。

その後リライアブルで新たなビビン麺(緑色のパッケージ)を発見。こちらのほうが辛みがキツくてサッパリしています。麺のツルツル感はPALDOが勝っているのですが、なんとなくこちらのほうが味が濃く感じられるのと、麺のインスタント感が弱いのが気に入っています。どうも人参の出汁が入っているようで、何となく野菜の味もします。ということで、どちらか選べといわれれば、こちらの勝ち。でもかなり辛いので、辛いのがダメな人はPaldoのほうがいいかも。

「冷」の文字に冷麺ではないかと勘違いしてしまった。写真だけ見たら冷し中華そのものだよね。

外見は悪い。ところどころ黒いのは唐辛子のカケラ。具が必要か。

これも韓国ヤクルト製品。

パッケージの「朝鮮度」はこちらのほうが高い。見かけどおりこちらのほうがパンチの効いた味。

4位:農心:炸醤面 -Chajang Myun

韓国のジャージャーメンみたいなもの。なんかウドンとラーメンの中間のような感じの麺。麺を茹で水を切ってから、粉末スープをかけて混ぜるという作り方。ボリュームが十分な点は評価できる。お湯を完璧に切ってしまうとしょっぱいし、お湯を残しすぎると味が薄くなるので要注意。

ゴールドのパッケージが中華三昧的高級感を醸し出す

漢字で書いてないとと味もワカラン

 

実際はこんな感じでグチャグチャになる(もう少しお湯を切って、スープが麺にベトベトと絡むくらいにするとい丁度いい味になる)

 

5位:佳清(中国):拉面館 (香?排骨面:豚ロースうまにラーメン)

一時的に、最大のヒットでしたが最近は食べてません。まぁ、日本志向ではないインスタントラーメンとしては、かなり美味です。中国本土製なので、パッケージの裏にはドンブリの中でふやかせという指示がありますが、実際は鍋で普通に調理したほうが美味いです。十分な塩気とスープの味、そして麺のシコシコ感が最高でした。あと、何よりも量が多いのが食後の満足感につながっています。これだけで十分な昼ごはん。
最近は他の味もいろいろ試していますが、どの味をとってもうまいです。ただし、蘭州ラーメンはカレーラーメンですのでご注意を。慣れればうまいのですが、独特の味なので、最初は「なんじゃこりゃ?」と思うかもしれません。

佳清が東洋水産系のブランドの為かパッケージも日本風

具も多い

6位:統一100 (葱香??面)

(最近これも食ってないです)
パッケージを捨ててしまい味の正確な名前がわからなくなってしまったのですが、これもなかなか美味でした(最近運が良い)。葱の香りが最高で、食欲をそそります。今回はちょっとゆですぎてしまい、麺がブヨってしまったのが心残りです。
最近、ラーメン館と併せ、いろいろな味を楽しんできましたが、こちらもラーメン館同様、無難に美味いです。また量も腹を膨らせるには十分です。

輸出用なのかパッケージがいまいちパッとしない

スープ、かやく、そして黒いペースト状の油の3点が、中華系インスタントラーメンでは一般的です

 
   

以下、普通のインスタントラーメンじゃない麺が参入してきます。

7位:統一食品(香港):河粉(Kua Teaw) -原汁牛肉味

ベトナムのフォーに似た食感の「河粉」です(というかフォーそのものか・・・)。中華食品店でナマの河粉を売っているのを見たことがありますが、これはインスタントです。なかなかウマいです。日本で食ったタイ料理屋のフォーよりも少しシコシコしていて、味も塩気がありなかなかなものです(でも麺がシコシコするのは単に十分ふやけていないだけかもしれない)。
ラーメンに飽きたときには最高です。いつもラーメンを買うときは、必ずフォーを一袋買うようにしています。

「福」ブランドのようです。

外見はフォーと同じ

 

8位:?家:方便粉糸(四川火鍋味)と四川名小吃「正宗酸辣」方便粉糸

このところ中国と日本の仲が悪くなっているようですが、インスタントラーメンに国境はありません。ウマイものはウマイのです。で、中国製の激辛フォーと激辛春雨ですが、両方ともとても美味でした。辛さはかなりキツいですが、なかなかいい感じのコクも出ています。激辛系、スッパ辛い系が好きな人にはどちらもオススメです。

見るからに辛そう。そして本当に辛い。

これは麺が太め。食べ応えがある。個人的に辛いスープには太麺が合うと思う。

こちらは外見、あまり辛そうではない。酸辣ということはhot and sourスープに似た味かと期待させる。

しかし実際はかなり辛い。どちらかといえば胡椒系。しかし辛さの中に妙な酸味がある。銀歯でアルミホイルを噛んだ感じに近いのだが、マズくはない。

9位:Thai Preserved Food Factory: Wai Wai Pad Char Baby Clam Flavour

タイのインスタント焼きそば。水を切るあたりも日本の焼きそばに近い。味は「激辛!」。すっぱ辛くてかなりいい味を出しているのですが、「味」より「辛」が勝ってます。しばらく口の中が何を入れてもヒリヒリします。辛いのがダメな人は手を出さないこと。ちょっと量が少ないのも難点。
(最近88マーケットで見かけなくなってしまったので残念。しばらく食べないと無性に食べたくなる。)

全部タイ語で、中身が全くワカラン

日本のインスタント焼きそばに類似

10位以降は「おすすめ」というほどでもないので、順位をつけずに並べておきます。でも下にいけばいくほどマズいです。

日清食品:出前一丁 鮮蝦麺 - Prawn Flavor

出前一丁はどうやら香港でも製造しているらしく、こちらでは香港版が手に入ります。香港版にはいろんな味つけがあって、これはエビ味。麺は日本のに比べるとちょっと太いです。というかこちらで売っている日本ブランドのインスタントラーメンはちょっと麺が太いような気がします。気のせいかな。汁は塩ラーメンにちょっとタンパク質フレーバーを足したって感じ。
ちょっとパッケージから引用を: 食用方法・ 1.将「出前一丁」放入500cc(約兩碗)滾水中、煮3分鐘。2.煮熟後、放進湯料拌匀、即可食用。

出前一丁のキャラクターは世界共通ブランド。

日清製の見栄えはだいたい同じ。 

金之味:海鮮米粉

細めのビーフンです。スープの味が薄いので醤油を足す必要がありましたが、麺の食感はシコシコしてなかなか美味でした。またボリュームがある点のもよいです。

マンガちっくなカニの絵が中国風

ナゾの日本語説明

 

後から少し味付けしたほうが格段に美味

 

(メーカー不詳):BANA DA CUA An lien 蟹肉粉條

麺がムッチャ太いです。たぶんきしめんより太い。で、麺自体はフォーなのですが、味もなかなか濃くて食べ応えがありました。麺は普通すするものですが、これは食べる、という感じがします。

典型的ベトナム系パッケージング、「蟹」の一字に惚れた

この太さには驚いた

 

ちょっとラー油が欲しかった

 

六福:刀削麺ラーメン

以前悲しい目に遭ったにもかかわらず(かなり下のほうにある「阿祖:QQ麺」参照)、また刀削麺を買ってしまいました。やはり美味ではない。今度の麺はきちんとふやけたのですが、うどんに似ているというかフォーに似ているというか、微妙に乳白色の麺で刀削麺じゃないよこれー、と言いたくなるものでした。汁はキムチ味で、格段美味いわけではないですが、特にマズくもありません。

刀削麺ラーメンって日本語的におかしい。

水が多すぎたかもしれない。でも麺は明らかに刀削麺ではない。フォーに近い。

日清食品:Souper Meal & Chow Mein

一見、大きなサイズのカップヌードルのように見えるでしょうが、これ、電子レンジでつくるんだそうです。冒険活劇飲料サスケと同じスピードで消えていった日清e-noodleの残影なんでしょうか。試しに食ってみましたが、Souper Mealのほうは自宅の電子レンジのパワー不足のせいか、スープがまだヌルくて麺もなんだかポリポリしてました。Chow Meinのほうはその教訓を生かしたつもりだったんですが、ふやけかたにムラがあってやっぱし、マズかったです。私の調理法に問題があるのかもしれませんが、これを買うくらいなら普通のラーメンを買ったほうがいいな、と思った次第。

けっこう大きい。

カップヌードルの亜種として売られている。

電子レンジで5~6分ほど加温という指示。

外見はそんなに悪くない。

 

焼きそばのほうは味は大変よかったが麺がイマイチ。

 

佳清(中国):新食族(香油鶏茸麺)-我?歌狂("Music Up")バージョン

ついに中国本土のラーメンをトライしました。みなさんの予想通り、この怪しいパッケージに惹かれました。2文字目の簡体字が読めないのですが、これは中国の漫画のようです(関連情報サイト)。ちなみに説明書にはお湯で茹でるオプションがありません。ボウルに入れてお湯を注ぐパターンのみが書いてあります。香港や台湾だと茹でるオプションが書いてあるのにどうして本土だと省略されてるんでしょうかね。ちなみに佳清は日本のマルチャンの系列のようで、「日本東洋水産株式会社監制 上海佳東食品有限公司生産」と書いてあり、東洋水産のロゴも小さく入っています。味ですが、ボウルでふやかしたためか、シコシコするのはいいのですが、ケミカルな食感が残っています。味もちょっと薄く、味を足す必要があります。

このパッケージ、プロ野球チップスに通じるものがある。

確かに上海製、そして東洋食品の系列

Vifon Acecook: Hao Hao - Mi Huong Nam - Mushroon Flavour

ベトナムやタイのインスタントラーメンはボウルに入れてから、お湯を注いで3分待つタイプが多いです。ビーフンがもとになっているようで、われわれのラーメンとはパラダイムが異なるようです。これはしいたけ味です。麺は、太さがビーフンなのに味はラーメンという何とも煮え切らないものです。汁は永谷園の「松茸の味 お吸い物」にかなり似ています。

Made with Japanese Technologyという記載が笑える。インスタントラーメンはテクノロジーか?

 

 

Vifon Acecookって本当に日本のエースコックの関連会社?ロゴをよく見るとブタでなくヒトである。

 

PALDO(韓国):多食楽 DOSIRAC (蝦味道)

この阿木耀子風のおねえさんの顔、そしてこのパッケージにして普通のカップラーメン(やきそばではない)ところに惹かれました。かなり味はイケています。日本のしょうゆラーメンに極めて近い食感です。ちなみにPALDOは韓国ヤクルトの対外ブランド名。日本のヤクルトってインスタントラーメンつくってましたっけ?

ボンカレーと同じセンスのパッケージング

意外と美味。

 

熱でパッケージが歪んでしまうあたりがオチャメ

 

日清食品:撈麺 (麻醤鶏)

日清製ですが出前一丁ブランドではないのでちょっとトライしてみました。実はこれ、ヤキソバです。茹で時間はなんと1分半。味は少し甘くてなかなかよいのですが、麺が普通のインスタントラーメンよりさらに少し細いくらいの細さで、味と麺のハーモニーがよくないです。太目の麺ならかなり美味しいでしょう。

出前一丁に比べて中国ティストが感じられるパッケージ

見ての通り、鍋で水を切れという指示

 

ソースはいい味なのだけど・・・。

 

xiwa xime 千脆面 (ハングル読めないので謎) Shrimp味

ついに発見!パクリ物件。どうみてもとっとこ公太郎だろう。子供用らしくミニサイズなのでまだ食していない。先日、キムチ鍋を食った際、素ラーメン(スープのついていない中国製インスタント麺。油麺などと呼ばれている。)がなかったので、こいつを使わせてもらった。よって味は不明。ごめん、公太郎。

蝦の味がするらしいこと以外、中身が全く想像だにでこない

よくみるとカワイイ奴らだ。こういう物件を見ると、哀れみを感じてしまう。

日清食品:出前一丁 日式烏冬麺(うどん) 牛肉鍋味

出前一丁にうどんが仲間入り。すきやき味らしいので卵を入れてアレンジしてみました。そこそこの味ですが、やはりインスタントのうどんの宿命で、麺がきしめんみたいです。当地では生うどんも60セントくらいで売っているので、このインスタント麺はあまり魅力がないです。

日本風のパッケージ

「すきやきうどん」って日本でも聞いたことない

 

まぁ良くも悪くもインスタントのうどん

 

Vifon: Instant Porridge Beef Flavour(即食牛肉粥)

インスタントお粥というので買ってみました。中には雷おこしをバラバラにしたようなものが入っています。で、どうなったかというと、乾燥した状態で米の形が崩れてしまっているために粥というよりは重湯といった感じです。ドロドロの液体を食っているといえばよいでしょうか。最初は困惑しましたが、味がまぁまぁよかったので、途中から一種のスープなんだと思考を切り替えて食べました。

サラサラの粉が入っている。昔フリーズドライのアイスクリームというのを食べたことがあるが、外見は似てる。

米の原形をほとんどとどめていない。

日清食品:Cup Noodle - Chedder Cheese & Spicy Chile Chicken

普通のスーパーマーケットで売っていたカップヌードルを試してみました。日本のに比べて少し小さいです。味ですが、日本のと比べると正直ツラいものがあります。今回試したのがキワモノだったかもしれません。近日、もう少し王道の味を試してみたいと思います。

こちらでは箱に入っている。扱いが荒いので壊れやすいためか。

チェダーチーズ味は正直がっかり。バターを入れたら少し食べられるようになったが・・・。

 

Much more than a soupと書いてある。もともとラーメンではなくパスタ入りのスープというコンセプトなのか。

 

日清食品:出前一丁 米線 柱候牛?味

金門市場には出前一丁系の商品が幅広く取り揃えてあった。その一つが「米線」。ビーフンかと思ったら、少し太くて、ひやむぎに近いです。米系の麺は、作ってみるまで全く想像がつきません。極細だったり、太かったり・・・。

パッケージが仰々しい。袋も心なしか分厚い。デザインも中華テイストが強い。しかし値段は安い。

袋を開くと、乾燥麺プラスチックのトレイに載せられている。高級志向か。

 

味ですが、ひやむぎを、濃い目のラーメンスープにいれたような感じです。マズそうに聞こえるでしょうが、意外といけます。でもスタンダードにはなれないな。

 

日清食品:出前一丁 中華生麺 蠣汁鮑魚味

こちらも高級志向か。「不経油炸」 non-friedということなので、ノンフライ麺。ということは往時のカネボウ系ノン・フライメンの味を楽しめるということか。しかしそれを「生めん」と呼んではいかんだろう。中華三昧のあの歯ごたえを真似しようとしているのだろうし、努力は認めたいが、麺が細すぎて見ての通り「輪ゴム」である。

こちらのパッケージも少し豪華。ビニルも分厚い。乾燥アワビが食欲をそそる・・・

しかしつくってみると、輪ゴムの山。味はそんなに悪くないが麺がイマイチ。

阿祖:QQ麺 (京式刀切麺)

なんと刀削麺がインスタントで食べられるということで試してみましたが・・・茹でムラが酷く、全くふやけずにポリポリの部分があったりしました。これはおすすめできません。

横長のパッケージはめずらしい

ペキンメンということらしい

 

見栄えに比べるとあまり美味ではない

 

龍大食品(山東厖大企業集団有限公司):新麻婆粉條
里辺有全味大調料-87克大料包/21種調味品

ちょっと高級な春雨。同シリーズの海鮮春雨が美味だったのでこれも・・・と思ったが、これは最悪。タイ方面の激辛ラーメンよりさらに辛く(辛子でなく胡椒の辛さ)、食べながらずっと咳き込んでました。しかも味がないです(このスープ、胡椒水といった表現が適当)。ということでこれは却下。

中華三昧風。99セントと少し高い(中華三昧はもっと高いが)

中国製には珍しくフライパンで茹でてね、という指示。

番外編:その他日本のラーメン

先日88マーケットに行ったら、日本のインスタントラーメンがバラ売りでたくさん置いてあったのでいろいろ購入してきました。

チキンラーメンは5袋パックのみで売っていました。1袋に換算すると70セントくらいだった。そんなに高いものではない。

こんなのもありました。

この札幌ラーメンはなかなか美味でした。麺が太くて出前一丁に比べるとリアルです。日本製なので当然ですが。

右上の札幌ラーメン。麺が太いのが嬉しい。

 

中華三昧も売っていますが当然値段は高いです(1ドルちょっとですけどね;)。冷し中華がボストンで食べられるというのが何よりです。中華三昧ですから味はかなりリアルです。日本食レストランでお金を無駄にすることなく、日本の夏を思い出せます。

 

番外編:マルタイの棒ラーメン

九州出身の方ならご存知でしょうが、ローカル企業「味のマルタイ」は麺が縮れていないインスタントラーメンを昔から売っています。このまえ帰国した際に東京で売ってたので買って帰ってきました。さすがに香港製出前一丁よりも九州ラーメンを再現できていますが、麺が縮れていないため短く、なんかヘンな食感がします。

見ての通りヘンなパッケージ

麺は「棒」状。